Moien (モイエン)!(ルクセンブルグ語で「こんにちは」)
パナレーサーマーケティング部のグラベルレース特派員です。
パナレーサーがオフィシャルメインスポンサーを務めるUCIグラベルワールドシリーズ(以下GWS)に実際に足を運び、コースの柵のすぐそば(=Beside the Barrier)から見たレースの様子をお伝えします!
第1ラウンドは、GWSのルクセンブルグラウンド『Eislek Gravel Luxembourg』へのブース出展のため、6月21日にルクセンブルグを訪れました。
GWS初となる同国でのレースの様子を現地からお届けします。
レースが開催されたのはルクセンブルグ北東部、ドイツ国境に位置する小さな街ヴィアンデン(Vianden)。
日本からドイツ・フランクフルト国際空港を経由して、車で3時間程度の場所にあります。
ルクセンブルグ国内では観光地として有名で、多くの観光客が街の中心にある14世紀に建てられたヴィアンデン城を訪れます。
歴史あるヴィアンデンで初開催される『Eislek Gravel Luxembourg』に、当社はドイツ代理店の協力のもとブース出展を行い、私たちも初めてとなるGWSの視察、GAVELKINGのプロモーションを行いました。
コースは全長46.8km、ルクセンブルグループとドイツループの2つの周回で構成されます。
獲得標高は70kmのショートコースで1100m、115kmのロングコースで1820m。
ルクセンブルグループの前半10kmはヴィアンデン城に続く急な上り坂があり、ドイツループでは長いグラベルセクションが続く、自然の中でのスピード感を楽しめるダイナミックなコース設定です。
年代別、エリートカテゴリで上位25%にランクインすることで獲得できるグラベル世界選手権への参加資格を目指し、およそ1500人の参加者がレースを走ります。
レース当日、ヴィアンデン城のすぐ下の通りが封鎖され、スタートを待つ選手が並んでいます。
これほどの数のグラベルレーサーを見るのは初めて。豪華なスタートゲートも相まって圧巻の一言です。
参加者のタイヤを見ると40C-45Cのタイヤが多い印象でした。
最近は50Cなどのワイドなタイヤが世界的なトレンドになっていますが、登りの軽さを優先してすこし細めのタイヤを選ばれる方が多いのでしょうか。
スタート直後、集団はヴィアンデン城へ続く石畳の坂道を登っていきます。
トップカテゴリのエリート選手が歴史ある街並みのなかを疾走していく姿はロードレースと見間違えるほど。実際にワールドツアーチームを引退したのちにグラベルに転向した選手も多くいます。
舗装路の終わりで選手を見送ったあとは、ブースビレッジのすぐ近くのロープウェイを使ってこのコースの最高標高地点までショートカットして選手を待ちます。
ヴィアンデン城を見下ろす山の頂上に集団が土煙を巻き上げてやってきました。気温も上がってかなり消耗した様子の選手も見られ、厳しいレースであるのが伺えます。
最終周回直前まで同じ地点でエリート、年代別の選手を現地の方と一緒に応援しました。リフトの下りでは足元を選手が走り去る様子が見られたり。
路面のコンディションはこのような状態です。
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3-5cmの小さな石が混じり、ところどころ堅い岩盤が露出しています。 GRAVELKINGシリーズでいえばグリップと走りの軽さを併せ持つ「X1パターン」であれば未舗装の下りも安心でしょうか。 |
コース途中にはオフィシャルのフィードゾーンが設けられており、水や補給食を受け取ることができます。
エリートカテゴリの選手は走りながらボトルを受け取る程度でしたが、年代別の選手はここで止まってしっかりと補給を取る選手も。距離が長く、激しいレースを走り切るために不可欠な補給をいかにスムーズに摂れるかも、良いリザルトの鍵のように感じました。
先頭のエリート男子の選手がゴールに帰ってきました。110kmを3時間半で走り切った後とは思えないほどの全開スプリントは迫力満点!
動画では見切れてしまいましたが、フィニッシュゲートはヴィアンデン城が見えるレイアウトになっており、フォトジェニックなゴールシーンとなりました。
ブースに戻るとメダルを手にした男性の姿が・・・。
フランスから来た男性はパナレーサーの最新グラベルタイヤGRAVELKING X1 Rを履いてレースを走り切り、完走者全体の25%以内にランクインして見事グラベル世界選手権の切符を手にしたとのことでした!
世界選手権の出場資格を得たライダーには写真のようなメダルが送られます。トラブルもなく、タイヤのグリップや乗り心地にも満足、「グラベルキングのおかげで世界選手権に出場できるよ」とお言葉を頂いたときは感激しました。
初開催となる『Eislek Gravel Luxembourg』でしたが、ヨーロッパのグラベルシーンの盛り上がりを肌で感じることができました。パナレーサーはこれからもメインパートナーとしてGWS、そして世界のグラベルシーンへの貢献をつづけていきます。
【Travel Tips】
ルクセンブルグで開催されるレースへの参加や観戦の際、宿泊はドイツのビットブルグ(Bitburg)がおすすめです。
会場から車で40分ほどですが、ホテル代もルクセンブルグよりも安く、おいしいレストランも周辺にたくさんありました。ビットブルグといえば、ドイツ国内でも有名なビールのビットブルガー(Bitburger)。ヱビスビールのような飲み口で、激しいレースのあとのビットブルガーは格別でしょう(レースを走っていなくても一日の終わりの一杯は最高でした笑)。
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アンバウンドグラベル200マイル完走も記憶に新しい、 バイクと食をこよなく愛するナイスボーイ。 |

