Dag (ダッハ)!(オランダ語で「こんにちは」)
パナレーサーマーケティング部のグラベルレース特派員です。
パナレーサーがオフィシャルメインスポンサーを務めるUCIグラベルワールドシリーズ(以下GWS)に実際に足を運び、コースの柵のすぐそば(=Beside the Barrier)から見たレースの様子をお伝えします!
前回のルクセンブルグに続いて、7月12日オランダで開催されたUCI GWSのオランダ最大のグラベルレース『Gravel One Fifty』でもパナレーサーはブース出展を行いました。
『Gravel One Fifty』が開催されるオランダ北部の街ローデン(Roden)へは、アムステルダム国際空港でレンタカーをピックアップして運河をいくつも越え、オランダの代名詞ともいえる風車が海沿いにたくさん並んでいるのを横目に2時間ほどで到着。
ローデンは歩いて回れるほど小さい街で、こんなところで大きなレースが行われるのかと思うと驚きです。
スタート/フィニッシュ地点で地元オランダのパナレーサー販売代理店のスタッフと合流し、明日のレース本番のブースの打ち合わせをして初日は解散しました。
レース当日、早朝のスタート前は受付テントのすぐ隣でテントを広げます。会場ではGRAVELKINGのロゴ入りカウベルが人気でした。カウベルはもともとこの地域でポピュラーなシクロクロス競技の応援によく使われるものでなじみがあるのですね。日本国内イベントのパナレーサーブースでも置いていることもありますので、是非チェックしてみてください。
スタート地点にやってきました。2000人以上が参加するレースとあって、スタートの待機列も整然としており、自分のカテゴリーがどこに並べばよいかも一目瞭然。12のウェーブに分かれて3分間隔でスタートするようです。

参加者のバイクに装着されているタイヤを見てみると、ルクセンブルクのレースよりも幅広で、ノブの低いセミスリックタイヤを選んでいる選手が多い印象です。
2.2インチのMTBタイヤを履いたバイクやMTBにドロップハンドルを装着したバイクが目を引きます。車重のあるバイクで走って重量は気にならないのかな?と疑問に思いましたが、コースプロフィールを見るとその答えがわかりました。

(図:レース公式ウェブサイトより)
150km走って獲得標高はたったの220m! このコースなら重量よりも乗り心地やグリップ、操作性重視の機材を選ぶのもうなずけます。
起伏のほとんどないオランダならではですね。
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【路面のコンディション】 コースのグラベルはこのような様子。 粒の細かい砂が詰まった路面です。 オランダのグラベルはこのような路面がほとんどで、パンクのリスクも低いため軽量でパフォーマンス重視の「GRAVELKING Rスペック」が同国で人気です。 |
レースの様子に戻りましょう。
観客に見守られて男女のエリートカテゴリーがスタートします。すべてのカテゴリーのスタートを見送って、ゴールゲートのすぐそばにブースを移します。コース上のグラベルセクションはブースから離れており、残念ながらそこを走る選手を見ることはできませんでしたが、現地スタッフとレースのライブリザルトを見ているとエリート男子の最初の1時間の平均時速はなんと45km/h! その後もどんどん距離を伸ばしていきます。
ブースを訪れる方に私たちのタイヤを紹介しているうち、あっという間に先頭グループがゴールになだれ込んできました。
150kmエリート男子のトップタイムは驚きの4時間6分です!!
集団スプリントのフィニッシュはさながらロードレースを見ているようで圧倒されました。その後も次々に選手がゴールラインを越えていきます。
表彰式も始まり人の多さ、盛り上がりも最高潮のなか、パナレーサーがタイヤスポンサーを務めるフランスの女子コンチネンタルチームCynisca CyclingのKatja Verkerk選手がブースを訪れてくれました。

カナダ🇨🇦国籍の彼女はヨーロッパのロードレースを走るかたわら、今回のGravel One Fiftyに参加したようです。
マッドコンディションを警戒して700x45CのGRAVELKING SK Rをチョイスしていました。ノブの大きいタイヤですが、軽量で柔らかいTuftex Rケーシングのおかげで走りも軽く、ノートラブルでゴールできたとタイヤも気に入っていただいている様子でした。
海外で一般のライダーが私たちのタイヤを使っていただくのを見るだけでも感激しますが、結果を求めるプロのライダーから褒めていただくのは光栄で背筋が伸びます。
Cynisca CyclingはロードレースにはPanaracer AGILESTを、グラベルレースにはGRAVELKING R スペックを採用しています。
オランダ最大のグラベルレースを実際に見て、最も印象に残ったのは普段私たちが走る日本のグラベルや前回訪れたルクセンブルグとのグラベルの違いでした。国が変われば地形や地質も変わり、それらが変わればグラベルも変わります。さまざまな路面に対応するためにわたしたちのGRAVELKINGシリーズは4つのトレッドパターンを用意していますので、ぜひご覧になってください。
▶︎▶︎Gravel One Fifty
【Travel Tips】
オランダを訪れたら外せないのがフリッツです!
国民食ともいえるフリッツ(フライドポテト)の人気は凄まじく、フリッツのみを提供するフードトラックがレースに出展し行列を作っていました。
レースを終えた選手たちがマヨネーズをかけたフリッツを頬張る様子を見ていると、私も注文せずにはいられませんでした。
もちろん今回もレースは走っていませんが。。。
▶︎▶︎前回記事:【Beside the Barrier_01】UCIグラベル観戦記:ルクセンブルグ『Eislek Gravel Luxembourg』
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アンバウンドグラベル200マイル完走も記憶に新しい、 バイクと食をこよなく愛するナイスボーイ。 |

