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2021.07.13Life Cyclist

Life Cyclist #00

Life Cyclist

Life Cycling Partnerをスローガンにすべてのサイクリストへ向けてプロダクトを創造するパナレーサー。
Life Cyclistではプロレーサーから通勤・通学で自転車を使う人まで私たちが出会ったパートナーをご紹介します。
今回はパナレーサー株式会社の代表取締役社長の大和竜一を取上げます。
ロゴ変更の真意や普段自転車をどう楽しんでいるのか、パナレーサーの今後について質問形式で聞いてみたいと思います。

 

いきなりですが今回顔ともいえるメーカーロゴのデザインやカラーを変えられました。そのきっかけや意図などあるのでしょうか?

 

近年、特にロードバイク用のタイヤを主流に生産していますが、最近お客様の嗜好もかなり変化しております。
今までは自転車ロードレースに出場したいというニーズが主流でありましたが昨今では、アウトドア・レジャーの一環としてロードバイクを乗られる方が増えており、タイヤの種類も多様化してまいりました。各地の観光やグルメを楽しみに乗られている方もいらっしゃるようです。

また昨年来、新型コロナウイルス蔓延の影響や、
カーボンニュートラルの考え方が浸透してきたため、今まで自転車に興味のなかった若い方や女性にも興味を持ってもらるようになりました。
ついては、より多くの方々にお手伝いできるようにと、そのブランディングイメージの象徴としてロゴを変更いたしました。

コーポレートカラーは夜明けを意味していたこれまでのブルーに、パッションを感じさせるピンクを混ぜ合せ生まれた「パナレーサーパープル」へと変更された。

 

Life Cycling Partnerというスローガンを掲げられましたが、どのような意味があるのでしょうか?

自転車には色々な役割があります。
「早く走る!」という人はもちろん、「休日にレジャーに使いたい」「ファッションの一部」という人もいます。
また、通勤・通学で自転車を使い「安全に帰ってきてほしい」「安心して帰れた」と思う方もいらっしゃいます。

自転車は私達の生活の中で、あらゆる世代にわたり様々な場面で使われています。
当社は皆さまの人生それぞれの局面で、その目的や思いを実現するため、製品やサービスを通じてお手伝いしている会社だと思っています。
「自転車に乗る時のPartner」であるとともに、「皆さまの人生のPartner」であるということを込めております。

 

Life Cyclistいう取り組みを始めたのはなぜでしょうか?

先ほど申したように自転車を使った楽しみ方は幅広いです。
私たちはレーサーとして活動するプロ選手から、通勤・通学といった普段の移動手段として使っている方々まで、全ての人のCycling Partnerを目指し、大切にしていきたいという趣旨からサイクリストにフォーカスするこの企画を考えました。
皆さまの普段の自転車の楽しみ方、愛車のお気に入りポイントなどを知り理解を深めていきたいと考えています。

 

社長は普段どんな風に自転車を使われ(乗られて)いますか?

縁あってロードバイクに出会い、それまで感じたことのなかった楽しさを発見しました。
もともとラグビーやランニングをやっていて(今でもたまに仲間とラグビークラブへ練習に行きます。)、身体を動かすことが大好きでしたが、ロードバイクに乗り始めたら、自分の力でどこまでも行けてしまうことに驚きを感じました。

今では自宅から100km圏内だけでは飽き足らず、ロードバイクを担いで電車に乗り(「輪行」ですね)、遠くに出かけ、そこからまた数十キロにわたりサイクリングを楽しんでいます。
平日はダイエット目的で、室内でローラー台に乗っています。
この室内で乗るのはダイエットの為とはいえ少し辛いですが。。。

 

自転車のお気に入りポイントはありますか?

写真はCinelli VIGORELLI Road DISC。
アップルの創業者スティーブ・ジョブズ氏も好んだと言われるイタリアのCinelli社。
もともと近隣のプロショップのお勧めでしたが、なんといってもこの個性的なデザイン、ラメ入りの派手さもありながら、乗り心地は大変落ち着いています。
また、やはりディスクブレーキはとても安心です。よく山あいの温泉地に行くのですが、下り坂では心強いです。
この他にもグラベルロード用にCinelli Zydeco、早く走るためのMERIDA SCULTURA 7000-Eを持っていてそれぞれの個性を楽しんでいます。

 

今後パナレーサーが目指していく理想の姿はあるのでしょうか?

お客様のお手伝いができることを理念としていますので、常にお客様のニーズに合った製品を心掛け、それを生産しお届けすることに徹することです。
当社は日本で唯一の自転車タイヤ製造を専業としているメーカーです。
そのため、日本で生産しているがゆえの品質へのこだわりや、お客様ニーズへのスピード対応、そのことをより追及しながら、日本国内はもとより世界中のお客様へ当社の「心」をお届けしたいと思います。

 

御協力ありがとうございました。
今後も良いサイクリングライフをお過ごしください。