自転車用タイヤ、チューブからポンプや小物まで、さまざまな製品を生み出しているパナレーサー。ここでは各商品の魅力を担当者に聞き、理解を深めていきます。
今回はついに発売となったBUCK!Tとのコラボによる、製造過程で規格外となった自転車用タイヤを活用したバッグについて、担当者として進めた海外事業部のS.Iさんにお話を聞いていきます。
Q.S.Iさんは海外事業部とのことですが普段どんなお仕事をされているのでしょうか?
普段は北米市場へタイヤを販売するための現地代理店とのコレポン・輸出業務、客先ブランド商品開発、北米市場のマーケティングなど多岐に渡ります。自転車関係の専門用語など覚えることが多く大変ですがやりがいを感じています。
Q.今回バッグを制作したBUCK!Tさんとはどこで出会ったのですか?
以前からタイヤをリサイクルしてベルトなどを作成しているBUCK!TさんのことはInstagramを通じて知っていましたが、GRAVEL CYCLISTのジェイソン氏に紹介してもらい直接話をするようになりました。
BUCK!Tさんも積極的にInstagramを使われているのでDMでのやり取りも多かったりします。
©BUCK!T
Q.コラボをスタートするきっかけは何だったのでしょうか?
GRAVEL CYCLISTのジェイソン氏がBUCK!TさんにGravelKingSKを使ったハンドルバーバッグ、サドルバッグの作成を依頼しました。ジェイソン氏より出来上がったバッグが非常にCoolだったので我々にも写真を送ってくれました。それを見て我々も工場でどうしても発生してしまうB品タイヤを廃棄せず、再利用していきたいと強く感じました。このアップサイクルの考え方はBUCK!Tさんと非常に共感ができコラボを始めるきっかけになりました。
Q.今回のハンドルバーバッグとサドルバッグですが拘ったポイントなどありますか?
バッグのベースはBUCK!Tさんがこれまでの経験を活かした仕様で考えてくれましたが、バッグの内布には新しいPanaracerのコーポレートカラーのパープルを採用してもらいました。
またタイヤのラベルが正面にくるように縫製してもらっており、BUCK!T x Panaracerのコラボらしい商品にしあげることができました。
Q.今回完成した物を実際の現場で最終の検品をしているスタッフの方々に見てもらっていましたがどんな反応がありましたか?
検品スタッフの方々は規格外タイヤからこのようなバッグが製作された事に大変驚かれており、面白いアイディアだねと言ってくださいました。また規格外タイヤを有効活用できる方法が見つかり喜んでくださっています。
Q.今後こういった事がしてみたいなど展望はありますか?
グラベルキング限定色タイヤを使用したハンドルバーバッグ、サドルバッグの展開をしてみたいと考えております。
7月に行われたサイクルモードライド大阪で限定カラーのバッグを作ってもらい、展示しようというのも彼女のアイディアでした。
今回はインタビューありがとうございました。
バッグは下記リンクより購入できます。
ハンドメイドの為、初回数量は少なくなっていますので気になる方はお早目にお買い求めください。