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2022.06.17協賛・サポート関係

ニセコグラベルスプリングライド

昨年から大きく動き出した、北海道はニセコで行われる「NISECO GRAVEL」へ今年も行ってきました。
年1回だけの開催だった去年から、今年は春・秋の年2回での開催となります。

まだ山間には雪が残り、桜も少しだけ楽しめる5月のニセコへ、今回はパナレーサーから3名で行ってきましたので、そのレポートを書かせていただきます。

前回同様に自転車を持って伊丹空港から新千歳空港へと飛行機輪行を行いました。
初めての輪行を体験するスタッフもいましたが、輪行バッグはオーストリッチさんのOS-500で問題無し。
ANAやJALといった大手航空会社を使ったので、もっと輪行形態を簡略化したものでも大丈夫なのですが、念には念を入れて。。。

到着後はレンタカーを借り、3人3台の自転車を積み込んで120km先のニセコを目指します!
と、移動の前に補給のため回転寿司に、せっかくの北海道なのでもちろんグルメも抜かりありません。

良質な海鮮を摂取し順調に進んでいると思いきや道中でトラブルが発生、千歳から支笏湖を抜けてニセコに向かう道中の美笛峠が通行止めという情報が入ります。
(8月に復旧予定とのことですので秋開催時には大丈夫そうです)
北海道のスケールの大きさがあだとなり、一度苫小牧方面へ南下し、海沿いに西へ進み、その後北上するという、かなり大きく迂回させられるルートをとることになりました。
間近で見る内浦湾の先に何も見えない開けた海は瀬戸内海を見て育った身には新鮮でした。
また西に進むと昨今有名話題になっている競走馬で数々の有名馬を輩出する社台ファームがある社台に差し掛かります。
そして白老川を遡りながら当初通る予定だったルートに合流し、無事本日の宿である俱知安へ到着しました。

さてチェックインを済ませてからはバイクに問題が無いか組み立ててチェックしたのですが、外が普通に寒い。。。。
バイクは全くの問題なしでしたが、冬の間、雪搔きで貯められた雪たちがまだ駅の周りに残っているのを見て明日への不安が募っていきます。

荷物の準備も終わったら補給へと向かいます。
ジンギスカンを食べたことが無いというスタッフからの提案でジンギスカンが味わえるところを探します。
朝引きの羊肉は臭みが無く塩だけでも美味しいお肉で、はっきり言って食べ過ぎました。

イベント当日はジンギスカンの余韻を鼻と胃袋に感じながら目覚め、早めに移動しました。
今回のメイン会場は尻別川ランラン公園、昨年は中間チェックポイントとなった場所です。
車のラリーでも使用される場所で地域からこういったオフロードイベントにも理解があり快く受け入れてくれます。

到着後着替えやバイクの準備などをしていると続々と参加者が集まってきました。
北海道外からの参加者も多く、弊社工場にもお越しいただいたYoutuber「けんたさん」や、キャノンデールジャパンチーム、弊社もサポートに加わっている「乗る練習」といった有名どころが参加していました。

今回のコースはこちら

45㎞、900mUP、グラベル率50%というコースです。

実は今回、本来使う予定だったコース内の雪が解けず使用できないという事態になったため、開催直前に変更になりました。
通常なら中止になりそうですが、別コースを準備できるニセコ地域の凄さを感じました。
さて、そんな話や先日の寒さを体験していたので、寒いのでないかとスタート前は冬装備を準備しましたが、当日は晴天で長袖のジャージにカーゴビブショーツという装備で快適でした。

自由スタート形式だったので私は全ての参加者を見送ってからスタートしました。
開始して直ぐに最初のグラベルに差し掛かります。

スピードの乗るスムーズな林道を抜けるとニセコ山系を眺めることができました。

昔アイヌの人々が昆布を干していたことにちなみ、この辺りは昆布という地域名になっています。
昆布高台や昆布駅、昆布川といった名前を目にすることができます。

そんな昆布を抜けて走りやすい舗装路を繋ぐとまたすぐに次のグラベルが現れます。
こんなグラベルも普段の生活道や農道として使われているので急に開けて合間に絶景が現れたりします。ここでも皆さん写真を撮り合ったりしていました。

チェックポイントに向けて、ニセコならではの田園風景とグラベルを抜けていきます

北海道ならではの広大な風景も各所で見られます。

途中で有名な甘露水をいただくのを忘れないようにしないといけません。

一息つくとこの日最長のグラベルに向けて山を登ります。
最高地点からはこれまで走ってきたコースを見下ろすことができます。

そして最後のグラベル下りへと突入、皆道幅とタイヤをしっかり使いながら楽しんで下っていました。

今回はGravelKing SSの43Cを使いましたが、下りを攻めて楽しむならばGravelKing SKの方が良いでしょう。
ただその分舗装路などで抵抗を感じてしまうので非常に悩ましいです。 自身がどちらをメインに楽しみたいかや、どちらのスキルを補いたいかで選ぶと良いです。

楽しい時間はあっという間、長い冒険をしたような気分でしたが実際には3~4時間程度のライドでした。
今回も大きなトラブルなどは無く無事終了となりました。
初の本格的なグラベルを体験した弊社スタッフからもコメントをもらいました。

○スタッフA


初のグラベルライドが北海道 ニセコであることは贅沢な体験でした。 走っていて全く飽きることがない北海道の雄大な景色と良質なグラベル・・・・ これは是非、9月も参加したいですね!

○スタッフS


初のグラベルイベント参加でした。グラベルキングユーザーが多く、自社製品で楽しんでいただいている、たくさんのユーザーを目の当たりにできて励みになりました!

もちろん帰りも北海道グルメを楽しみましたよ!

今回のイベントでもありがたいことにグラベルキング使用率が高く、「安心して走れた」や「楽しかった」というコメントをその場でいただけたのは嬉しかったです。
次回9月4日(日)の開催が決定していますので、グラベルライドを楽しみたい方はぜひ現地でお会いしましょう!

○機材


Cannondale TopStone Carbon
使用タイヤ:GravelKing SK 700×38C(限定カラー:ジンジャー)
内幅23mmのホイールで空気圧200kPa 体重50kg


Canyon Grizl
使用タイヤ:GravelKing SK 700×43C
内幅25mmのホイールで空気圧150~170kPa 体重60kg


Ridley Kanzo Fast
使用タイヤ:GravelKing SS 700×43C
内幅25mmのホイールで空気圧170kPa 体重60kg

ニセコグラベル