今年8月にアメリカ中西部で行われた二大グラベルレース「SBT GRVL」と「GRAVEL WORLDS」に当社が協賛・出展しました。真夏の乾いた空気の中で開催されたイベントに当社スタッフも参加。二大レースの模様と、現地のグラベル人気を肌で感じてきた当社スタッフの体験レポートをお届けします。
■■■SBT GRVL
8月12〜14日の3日間、アメリカ・コロラド州スチームボートスプリングスで行われた「SBT GRVL」。コロラド山脈の雄大な山々を背景に、自然が織りなすトリッキーなコースをグラベルバイクで駆ける「SBT GRVL」は、日常では体験することのできない爽快感を味わえる、アメリカ国内だけでなく世界的に人気のイベントです。
イベントブースはもちろん、ファンライドからプロも参加する本格レースまで４つのレースが設定されているので、幅広くグラベルレースが楽しめるのも人気の秘密です。
今年はレース参加者5000人以上（推定）、出展ブース約50ブランドと大規模イベントになりました。
□■Day 1（8月12日）
ブースを訪れてくれたアンバサダーDAVE NICE（右）
真夏の爽やかな陽気もあり、初日から大盛況でした。
当社は長年パートナーとしてこのイベントに携わっており、今年も多くのお客様やプロライダー、当社アンバサダーがブースに訪れ、様々なご意見やフィードバックをいただきました。
SBTレースにおすすめのモデルや適正空気圧の質問が多く、グラベルタイヤへの関心の高さが窺えます。
他にも現行カタログにはないサイズやカラーへのご要望など、お客様のリアルな声を聞くことができ、大変貴重な時間になりました。
コロラドがホームグラウンドの当社アンバサダーNIKO SKIEVASKIはレース前に立ち寄ってくれました
□■Day 2（8月13日）
ファンライドのスタート地点の様子
イベント2日目はファンライドが開催されました。
翌日の本番レースとは異なり、ファミリーや友人同士、なかには愛犬も（！）参加し、ワイワイ楽しみながらのスタートは、とても微笑ましい光景でした。
イベントで使用されているタイヤ調査を2日間にわたって行いました。
その結果、最も高い使用率だったのはPanaracerのタイヤで、実に26％！ 嬉しいですね。
GRAVELKING SKの使用率が最も多く、次いでGRAVELKING SS、GRAVELKINGという状況で、グラベルライドではGRAVELKINGの根強い人気を実感しました。
■コロラド州スチームボートスプリングス
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イベントが開催されたスティームボートスプリングスは、大自然あふれるリゾート地です。いまでも古き良きアメリカの街並みが残っており、レンタル自転車で観光するのも楽しい街です。
本場のアメリカ料理も堪能しました！
本場のBBQはスモーキーで甘辛ソースがよく合います。ベイビーバックリブにポーク、チキン、ソーセージのセット
 ラム肉の煮込み。お肉はホロホロにとろけます |
 早朝のレーススタートを見送ったのちに美味しい朝ごはんを頂きました。ホワイトグレイビーソースが最高！ |
□■Day 3（8月14日）
薄明の中、スタートを待つライダーたち
最終日はレースデイ。
スタート時(6:00)は晴れていましたが、残念ながらレース後半から雲が広がり雨が降り出しました。
最長距離の142マイルと100マイルレースに出場するライダーたちは、天候の変化に苦労していました。
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当社アンバサダーの■■レースのコース状況とタイヤの相性
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今回のレースコースは、約7割がGravelで残り3割は舗装路でした。6月にカンザス州で開催されたイベント「Unbound」に比べると、路面が硬く砂利も少なめの傾向です。同じアメリカ中西部でも砂利の質が大きく異なることを実感しました。
今回は舗装路が多いこともあり、GRAVELKING SS（700x38c or 700x43c）が人気で、アンバサダーの方々もSSでの参加が多い印象でした。
終始グラベルファンとPanaracerファンの方々に囲まれ充実した3日間でした。
また長年パートナーとしてSBT GRVLの主催者の方々と素晴らしいイベントに携われてうれしく思っています。
2023年も熱いGravel Raceに参加できることを楽しみにしています。