自転車タイヤができるまで
単純そうに見えて実は多くの工程が必要となり、お手元に届くまでに多くの人の手が必要となる自転車タイヤ。
ここではタイヤを作るまでの各工程と、そこで働くスタッフの想いをご紹介します。
Vol.01では基幹となる源泉課の混練(こんねり)とトッピング工程を取上げます。
源泉は読んで字のごとく弊社製品の源となる工程で、温度や湿度の影響によってゴムの品質が変わるため管理が重要となります。
混練
自転車タイヤは複数の部材によって構成されています。
ここでは天然ゴムなどと化学薬品を練り合わせてトレッドに使用するゴムやケーシングを構成するゴムを作る工程。
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キーパーソンからひとこと
この部署に来てまだ2ヶ月ですが、弊社のすべての製品のベースとなる工程ですので誇りと責任を持って取り組んでいます。
競技者として自転車と向き合ってきて、いまこの仕事をさせてもらっているのは嬉しいですし、
もっと社内の期待に応えられるように日々努力を忘れずに取り組んでいきます!
トッピング
糸と源泉工程にて出来上がったゴムを圧着しタイヤのケーシングを製造する工程。
糸の種類やゴムの種類によって様々な特徴を作り出すことが出来る。
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キーパーソンからひとこと
1/100ミリ単位の薄いゴムを扱う作業はとても繊細で、温度や湿度、季節はもちろん同じ日でも違う表情を見せるゴムはまるで生き物のようです。
私自身もサイクリストで自転車にとってタイヤの重要度は身を持って感じているので、半端な仕事はできないです!
Vol.02へ続く