ゴムは生き物だ。
季節の温度や湿度によって
常にその状態は変化する。
タイヤづくりは、フルオートメーションの
製作では到底太刀打ちできない、
リアルしか通用しない世界。
だから、わたしたちはモノづくりの中心に
「人」を据え続ける。
微細なタイヤの質を左右するのは、
その手、その目、その技のひとつひとつだ。
“兵庫・丹波”の地で半世紀以上にも亘って
紡がれてきた熟練の技術。
それは世界を驚かせる、
パナレーサーの底力そのものだ。
志を受け継ぎ、まさに今も毎分毎秒、
生きた素材と格闘する職人たちを
わたしたちは、こう呼んでいる。
「パナレーサー クラフトマスター」。
パナレーサーのすべての国産タイヤを
彼・彼女らが今日も守り続けている。